こんにちは。Story's代表の佐藤です。
本日は、「ITフリーランスの種類」と「種類ごとの商流」について紹介します。
今回お話する内容は、私の10数年のIT業界での経験談を基にお話しいたします。
では、早速いきましょう。
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■ITフリーランスの種類について
ITフリーランスの種類は大きく3つに分類
ITフリーランスの種類なんですが、大きく3つに分類されると思っています。
- ①システム開発
- ②制作業務受託
- ③ノウハウ伝授
この様な分類となります。
諸説色々あると思いますが、今回はこれらの3つの分類に対して「特徴」、「職種」、「働き方」、「契約」という観点でそれぞれ話していきます。
①ITフリーランス(システム開発系)の場合
では、まず1つ目はシステム開発です。
この特徴は基本的には会社員で「SE」、「プログラマー」、「デザイナー」をやっている時とほとんど同じということです。
該当する職種は、「PM」、「PMO」、「ディレクター」、「デザイナー」、「プログラマー」、「テスター」などです。
システム開発で必要になってくる担当が全て該当するイメージです。
実際の働き方も会社員の場合とほとんど同じです。
「1日8時間、週5日間、月160時間(精算幅140-180時間)に対して、月の単価はいくらです」というような形での働き方となります。
職場によって「リモートワーク」「出社」などは変わると思いますが、働き方もほとんど会社員と同じです。
ただ、違いは「単価」になります。
契約については、一般的には「エージェント経由」が多いかと思います。
エージェント以外で考えると、自分で営業して契約していく形になります。
②ITフリーランス(制作受託業務系)の場合
次に制作受託業務で、ITフリーランスになった時についてお話ししていきます。
ITフリーランスというと、皆さん一般的に制作受託業務をイメージされると思います。
これはどういうことかというと、「システム」や「デザイン」をクライアント企業、あるいは個人から「委託され」、「制作して」、「納品する」というものになります。
このケースの職種は「プログラマー」、「デザイナー」など、所謂クリエイティブな方がやることが多いです。
働き方は、 クライアントのMTGは意図の共有やレビューがあるので参加の必要があるのですが、それ以外は基本は自由です。
働き方が結構フレキシブルに出来ることが特徴と思っております。
契約は基本的には自分で営業していくスタイルだと思います。
③ITフリーランス(ノウハウ伝授系)の場合
最後に 3つ目、ノウハウ伝授系について話します。
この名称は私がつけましたが、特徴は自分のノウハウをサービス化して、クライアント個人に提供していくという事になります。
職業は「セミナー」、「スクール」を運営するケースです。
「出版」、「講師業」といった職種が該当すると思っています。
働き方は、基本的には自分で設定した時間で、生徒さん達にサービスを提供していくことになると思います。
よくあるオンラインスクールであれば、自分で先に講座を作り、録画して、いつでもどこでもクライアント生徒さんが見れるようにするという事が可能で、よりフレキシブルな働き方もできると思っています。
契約も、基本的には自分で営業するスタイルだと思います。
ここまでITフリーランスの種類っていうのを説明してきました。
今回は簡単にまとめてみましたが、より深い内容も別の動画で発信していこうと思いますので、そちらも見ていただければと思います。
■ITフリーランスの種類毎の商流について
商流についても話していきます。
①ITフリーランス(システム開発系)の場合
まず、システム開発系の商流について話します。
基本的には、クライアントは企業だと思います。
クライアント企業からシステムベンダーに「システム開発をお願いします」といった依頼をします。
その際に、システムベンダー側にシステムメンダーの社員さん、パートナーさんが揃っていれば、アサインをしてきます。
例えば、PMはAさん、ディレクターはBさんに頼もうといったイメージです。
一方、プログラマーが社員さんでもパートナーさんでも足りないとなった時に、「エージェント企業に業務委託しよう」となります。
クライアント企業からエージェント企業に業務委託して、エージェント企業から私たちのようなフリーランスに「こういう案件あるんですがどうですか?」といった形で案件情報が来ます。
そこから面談して、案件に入ってくっていうような流れです。
基本的に色々なサイトで「ITフリーランス募集してます」と謳っている場合は、基本的にはこの商流になると思います。
②ITフリーランス(制作業務系)の場合
2つ目は制作業務系の商流です。
こちらの商流は凄くシンプルです。
クライアントは、「企業」「個人」「システムベンダー」になるかと思います。
そういったクライアントと、自分が直接営業をかけて契約を結びます。
この商流に関しては、エージェント企業が入ったりしないので、単価交渉や条件の交渉なども、全部自分でやってくことになります。
その分単価は高くはなるんですが、諸々の契約だったり、営業活動や請求といった業務も自分でやる必要があるので、慣れるまでは厳しいかもしれないです。
③ITフリーランス(ノウハウ伝授系)の場合
最後にノウハウ伝授系の商流です。
こちらも凄くシンプルです。
例えば、自分が講師側にいて、オンラインスクールを運営しています。
それに対してクライアントは生徒さん個人だと思いますので、生徒さん個人と1人1人契約を結ぶイメージです。
今回は「ITフリーランスの種類」と「商流」について非常に簡単に説明しました。
それぞれの種類毎に特徴だったり、どういうキャリアを進んでいけば良いかという事もありますので、別のブログで紹介できればと思います。
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