皆さん、こんにちは。
Story's代表の佐藤です。
本日は「システム開発PJの体制」についてお話ししていきます。
今回も10数年来のIT業界における私の知見を基にお話させていただければと思います。
では早速参りましょう。
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システム開発PJの体制
システム開発PJにおける体制について今回大きく2パターン用意しました。
<①システムベンダーに委託>
一般的な方がシステムベンダーに委託するというケースです。
実際に事業会社が「今回こういうアプリを作っていきたい」となったときを仮定します。
その時には事業会社の中でもチームを組みます。
PMや、「商品系のチーム」、「流通系のチーム」、「情シスのチーム」などそんな感じで作っていきます。
それとは別で実際のアプリを開発する時にシステムベンダーに委託します。
その際にシステムベンダー側でも体制を組みます。
PM、システムチームやデザインチーム、試験チーム、運用チームなどはそのPJTによって数が大きく異なります。
システムベンダーの方でシステムチームのリーダーやディレクター、SE、PGをアサインしていきます。
<②事業会社内で体制構築>
一方、事業会社内で体制を構築するというケースです。
事業会社の中でビジネスサイドと開発サイド、ビジネスサイドと開発サイドを橋渡しするようなポジションとしてディレクターが入るケースが多いです。
ポイントは事業会社の中で基本的には完結するようにしています。
とはいえビジネスサイドのチームAのリーダーなど全てを社員で構成するのかというとそんなことはありません。
こちらの中でも業務委託で委託するとか少し派遣の方に手伝ってもらうとか契約方法はいろいろあります。
大事なことは、基本的に開発も事業会社がやるというポジションになることです。
なぜこういうことが起きてきているかというと、①のシステムベンダーに委託するケースは、全部システムベンダーに丸投げしています。
そうするとどうしてもコストが嵩みます。
そのため、できるだけ内製化していこうという動きが少し増えています。
こちらの体勢を取っている代表的な例はリクルートさんとか楽天さんなどが使っています。
まとめ
まだまだ一般的なシステム開発プロジェクトの体制はやはり①のシステムベンダーに委託するケースだと思います。
そのため②の事業会社内で体制構築の体制で組まれているようなPJTにアサインされるときというのは結構視点が違うので、こちらは少し気を付けた方がいいのではないかと思います。
そういったことについては次のブログで説明しようと思います。
では次回のブログでお会いしましょう。