SAPコンサルで活躍できる人材になるには
佐藤:今回はSAPコンサルとして活躍するために必要なことを聞けたらなと思います。
活躍するために必要な準備とか勉強って色々あると思うのね。
実際にすでにSAPコンサルを経験したことがある人がこれからさらに活躍するために必要なことって何かな?
伊藤:大体SAPのコンサルってモジュールを、例えばFIコンサルとかってあると思うんですけど、自分の専門としているモジュールともう一つ別のモジュールの知識をつけることで複合的にスキルを形成するということが、クライアントからより重宝してもらえる。
それが独立してからの単価が上がる近道じゃないかな。
あとは、英語。
やっぱり情報っていうのは英語で残っているのがすごく多いから、英語の読み書き、できれば話せるっていうスキルがすごく重要。
ITは経験はあるけど、これからSAPで活躍したい人に知ってほしいこと
佐藤:逆にIT業界は経験があって、けどSAPを知ってSAPで活躍したいって人はどういうことが大事?
伊藤:ITの今まで培ってきたものを自分の強みとして持っておきつつ、業務の知識、会計だったり調達だったら物流の仕組みだったり、海外のトレードだったりという知識を身につけて、IT×何か、っていう複合的にスキルを身につけることでユニークな自分の価値を築いていくっていうのは大事。
例えばITでパイソン書けますっていう人はいっぱいいるけど、パイソン書けて会計の知識がありますとか、英語も話せますとなると希少価値が出る。
クライアントに提供する価値をあげてクライアントからもらえる報酬をあげるにはどういうスキルを身につけていかないといけないか考えないといけない。
対価はかなり高い?IT未経験でも始めるべきSAPコンサルの魅力
佐藤:IT業界も未経験っていう人にはどういうところから始めればいいのかな?
伊藤:SAPが無償で提供しているデモの環境とかがあるから、その環境を触りながらSAPがどういうものかまず見る。
それを見ながら、SAPの認定コンサルタント、SAPが出している資格を取るために資格勉強するというのがファーストステップとして必要かな。
佐藤:道はあるってことだよね。
昔は個人でオンラインで受けれるとかなかったじゃん。
それが今は個人でできるっていうことは時間を使えばできるよね。
SAPで活躍した時って対価どれぐらい払われるのかなってびっくりしたんだけど、200万円とか普通にいくでしょ?
伊藤:コンサルタントっていう括りで言うと他より高いかも。
それだけ需要と供給のバランスが崩れてるってことだよね。
佐藤:会社員としてコンサルとかSIerに転職もそうだし、自分でやるってなった時はフリーランスとかでやったら単価一気に跳ね上がるもんね。
最初しんどいけど、やった先っていうのはSAPコンサルは活躍できるようになったらすごくいいんだろうなって聞いててすごく思った。
うちの会社にくる子もみんなSAPにチャレンジすると思うんだけど、また色々教えて欲しい。
こういう情報って視聴者の皆さんもすごく大事だと思うし、生の声を聞けたらなって思うからまたぜひ。海外経験とかも聞きたいな。
そういうところも踏まえてまたお届けできたらなと思いますので、ありがとうございました。